超高額料金を騙し取る悪徳予想サイト『SG競艇投資会』

サイト名 SG競艇投資会
運営会社 SG競艇投資会
運営責任者 合田将壱
電話番号 03-6812-9811
メールアドレス info@sgk-toushi.com
住所 東京都中央区日本橋室町1-12-12水島ビル3F
SG競艇投資会の公式サイト

自身のサイトを「競艇投資サイト」と呼んでいるのが、会員登録制の予想サイト『SG競艇投資会』だ。たった1つ用意されているプランは、何と通常20万円で販売されているらしい。課金必須の予想サイトだが、本当にそれだけの価値はあるのだろうか?既にきな臭い雰囲気も漂っているが、早速徹底検証してみよう。

SG競艇投資会は悪質予想サイトか?サイトを徹底検証

サイト内に書かれているSG競艇投資会の説明を読んでみると、当会創設「1989年」と書かれている。しかし、SG競艇投資会のドメイン取得日は「2018年4月13日」だ。

早速の捏造なのか、ただの間違いなのかは分からないが今だに修正はされていない。ちなみに現在の特定商取引法に基づく表記には、住所と電話番号の記載もなし。

過去に表記していた東京都中央区の住所は、当然のようにバーチャルオフィスだった。

さらに使用している口座番号を調べてみると、これまた悪評名高い「極み馬」や「オーナーズプレミアム」と一致。これらのサイトはかなり大きな組織が運営しており、どれも悪徳予想サイトとして有名である。

グループの中ではまだ新しい方のサイトだが、悪徳予想サイトの仲間であればSG競艇投資会も極めて黒に近いと言えるだろう。通常20万円もするプラン1つで運営しているのだから、短期で集中的に儲けるため作られたサイトなのかもしれない。

SG競艇投資会のトップページを検証

SG競艇投資会のトップページは、一見すると上品な雰囲気でシンプルなサイト構成である。必要最低限のコンテンツのみとなり、悪く言えば手抜き感も否めない。

そんなSG競艇投資会のトップページは、非会員・会員で何か大きな違いがあるのだろうか?早速それぞれの違いについて、トップページを詳しく検証していこう。

非会員ページを検証


トップページを開くとまず飛び込んでくるのが、ボートレースの画像だ。いかにも競艇予想サイトといった感じだが、そのすぐ下にたった1つの提供プランが表示されている。

非常にシンプルな作りで、後はSG競艇投資会の説明と的中実績のみ。どうやらたった3つのコンテンツで、通常20万円もする有料プランを売りつけようとしているらしい。

この予想サイトのポイント
・ポイント1:シンプルなサイト構成
・ポイント2:たった3つのコンテンツしか用意されていない
・ポイント3:やたら丁寧語が目立つ
・ポイント4:関連性のない公式ホームページのリンクが貼ってある

よくよくSG競艇投資会の説明を読んでみると「御座います」などの丁寧語が目立つ。歴史ある上品な雰囲気を演出しているようだが、1989年から33年も運営しているわけがない。

まるで提携サイトのように楽天銀行や旧ジャパンネット銀行のリンクが貼られているが、まったく関連性はないので注意しよう。

会員ページを検証

こちらがSG競艇投資会の会員トップページだ。上記で紹介した非会員ページとじっくり見比べて間違いを探してみよう。

皆さんは違いに気付くことができただろうか?正解はコンテンツに「メールボックス」と「指定受信について」が追加されただけである。

メールボックスも指定受信の説明もわざわざコンテンツに追加するほどの内容ではない。要はたった1つの有料プランしか武器がないため、運営側も書くことがなくなってしまったのだ。

これだけのコンテンツであれば、運営がマメにサイトを更新する必要もないだろう。こうなってくると手抜き云々の話ではなく、簡易的にサイトを作って短期間でさっさと姿を消そうとしているのは一目瞭然である。

SG競艇投資会の提供プランを検証

SG競艇投資会で提供されている有料プランは1種類。「4週モニター提供」という名で、通常20万円の商品が何故か4,800円で購入できるらしい。

提供されるのは火曜日から金曜日の週4日のみ。1日2~5レースで、3連単の2点~8点以内の買い目を提供してくれるそうだ。確かにこれだけしかプランがなければ、サイトにも書くことがなくなるだろう。

しかし、通常20万円のプランを4,800円まで値下げするだろうか?2回目以降に通常価格で購入する人がいるのかどうかも気になるところ。

どう考えてもできるだけ多くのユーザーから、4,800円だけでも稼ごうという魂胆が垣間見える。せめて全曜日対応するくらいの意気込みを見せてほしかった。

SG競艇投資会の登録方法

SG競艇投資会への登録方法は至ってシンプル。一番下にある会員登録フォームに希望のアドレスを入力するのみ。

早速フリーアドレスを入力して会員登録ボタンをクリックしてみると、以下のような画面が現れた。

何と現在は満席となっており、すぐに本登録できないという内容。そんなに人気なのか?と疑念を抱いていたら、数秒後には本登録完了のメールが到着。

「当サイトは満席」の案内は、単なるフェイクだったらしい。あざとい演出をしてくるあたり、相当悪質な匂いがする。

バックには大きな悪徳グループが控えているので、くれぐれも本アドレスで登録しないように注意しよう。登録するならGmailなどのフリーアドレスを使用するのがおすすめだ。

SG競艇投資会の登録特典

SG競艇投資会はポイント制ではないため、初回登録時に貰えるポイントの特典なども一切用意されていない。他にも特典となるような記載はどこにも見当たらなかった。

しいてあげるなら、やはり通常20万円のプランを4,800円という破格の値段で提供していることだろう。なんせ19万5,200円の値引きなのだから。

これが本当に的中率の高い優良予想が提供されるのなら、特典以外の何物でもない。ただ、その特典がプラスとなるのかマイナスとなるのかは、購入した人しか分からないのだ。

目に見える特典でない限り、SG競艇投資会では何も特典が用意されていないと考えてよいだろう。特典一つとっても面白みが感じられないサイトと言える。

SG競艇投資会の有料予想を検証

SG競艇投資会では、無料予想やお試しプランなどは用意されていない。予想の的中率を確かめるには、通常20万円で販売されている有料プランの購入が必要だ。

通常20万円のプランも現在は4,800円で購入できるため、ここでは実際に有料プランを購入してみる。果たして的中率はいかほどのものなのか、早速検証していこう。

7月11日の無料予想

7月11日の有料プランで公開されたSG競艇投資会の買い目は以下の通り。

買い目に対して実際に行われた7月11日のレースがこちら。このレースの直前情報も一緒にご覧いただこう。

A1級選手の5号艇を軸に3連単流しで買い目を提供している。無難な予想にも見えるが、2号艇が絡んできた場合の配当金は期待できそうだ。

次にこのレースのオッズについても確認していこう。


このレースのオッズは一番低いところで14.2倍、最大ではなんと190.3倍となる。ここは有料予想なだけに2号艇が組み込んできて、ぜひとも盛り上がりを見せてほしいところだ。

点数は1点1,000円となり、6点で6,000円。的中すると14,200円から最大190,300円の払い戻しとなるが、果たしてSG競艇投資会の予想は的中するのか?

有料予想だけにかなり期待していたが、レース結果はご覧の通り。

レース結果
6-5-2の並びで終了

5号艇がくることを予想して軸に選んでいたが、実際には6号艇が最後にまくる結果となった。無難な軸選びで結局外してしまうなら、わざわざ有料で予想を購入する必要などない。

高額な配当金まではいかなくても、会員はせめて信頼に繋がる予想を見せてほしいと思ったことだろう。

SG競艇投資会の的中実績を検証

SG競艇投資会では会員になる前の非会員ページから、中央に堂々と的中実績を載せている。実際に当たった舟券を載せているようにも見えるが、これらは本当に的中した舟券なのだろうか?

本物の舟券を見てみると、詳しく検証する前から結果は明らかだった。それでは早速その違いや捏造疑惑について、検証結果をご覧いただこう。

的中実績の整合性

会場で実際に舟券を購入しても、外れてしまえばその場で捨ててしまう人も多いだろう。本物の舟券のデザインをよく思い出してみてほしい。

まず、現在の舟券とSG競艇投資会が載せている舟券ではまったくデザインが異なる。よくよく過去のものと照らし合わせてみると、「G2宮島モーターボート大賞」が「G2モーターボート大賞」のみになっていたり、数字と数字の間隔を空けていなかったりと偽物であることが判明。

他にも微妙な違いがたくさん見つかったことから、偽物の画像を作成して載せていることが分かった。信用性を高めるために偽物の舟券画像を作成したのかもしれないが、これでは的中実績そのものが「捏造」と証明しているようなものだろう。

まとめ

SG競艇投資会について詳しく検証を行ってきたが、短期間で多くのユーザーからお金をだまし取る悪質な手口が明らかとなった。大きな組織が運営している悪徳予想サイトの一部に過ぎない。

たった1つのプランしか用意しておらず、会員を楽しませる要素は一切ない金儲けのためだけに作られたサイト。これが検証結果のすべてである。

通常20万円するプランを4,800円で提供するサイトなど、逆に怪しくて仕方がない。楽しく予想サイトを利用するなら、料金も明確に設定された安心できる優良サイトを見つけてみよう。