「SGチャレンジカップ」&「G2レディースチャレンジカップ」(11月24~29日)の前検練習が23日、愛知県の蒲郡ボートレースで行われた。今シリーズの結果次第で、来月の「SGグランプリ&グランプリシリーズ」(12月15~20日=平和島)、および「プレミアムG1クイーンズクライマックス」(12月26~31日=浜名湖)の出場選手が確定するだけに、グランプリ(賞金上位18人)、クイーンズクライマックス(同12人)のボーダーライン付近に位置する選手にとっては、究極のラストチャンスとなる。

トライアル2nd入りをかけた争いにも注目

グランプリ出場ベスト18の争いとは別に、獲得賞金上位6人に与えられる「トライアル2nd」入りの争いからも目が離せない。11月23日現在、5位深谷知博、6位寺田祥、(7位菊地孝平、8位瓜生正義、9位白井英治はF休みで不参加)と10位徳増秀樹の賞金差は約1000万円。19位の池田浩二あたりまでは、チャレンジカップで優勝すれば逆転でベスト6入りも可能な位置にいる。

賞金ランキング1位の峰竜太がモーター抽選で上昇機の63号機(複勝率41・2%)を引き当てると「ヨッシャー!」と声を上げた。最近はモーター抽選に恵まれないシリーズが多かっただけに、久々に前検で手ごたえを感じ、「いいですね。仕上げるのは簡単だと思う」と自信をのぞかせた。初日ドリーム12Rは1号艇で負けられない一戦。峰は「初日のドリームだけはしっかり結果を出したい。世界中から応援してください」と声を弾ませていた。

またドリーム組では5号艇の寺田祥が複勝率50%の47号機をゲット。行き足が抜群のモーターで、現在賞金ランキング6位で「トライアル2nd」のボーダー上にいる寺田には頼もしい相棒となりそうだ。前検ではまだ確かな感触はつかめていない様子だったが、寺田は「いいエンジンみたいですね。いい仕上がりになると思う」と語った。

ドリーム以外で好素性機を引き当てたのは、東京支部のベテラン村田修次。複勝率48・3%で伸びがトップクラスと評判のモーターで、村田は前検の試運転やスタート特訓で早くも手応えをつかんだ様子。「中間速がすごくいいですね。ポテンシャルのあるエンジンで、仕上げたい」前を向いた。

男子の前検1番時計は57号機の湯川浩司で6秒65をマーク。伸び使用から攻めのレースに定評があるだけに、今節はまくり中心に見せ場を作ってくれそうだ。また、最近全くエンジンに恵まれていなかった桐生順平が、複勝率44・3%の好素性機を手に、前検2番時計をマーク。現在、賞金ランキングは、ボーダー18位の守田俊介と約400万円差の24位だが、桐生のスタート力とテクが存分に発揮できるエンジンだけに、活躍は必至だろう。

クライマックス9連続出場が期待される寺田千恵

一方、「G2レディースチャレンジカップ」で注目したいのは、現在女子の賞金ランキングで14位につけている寺田千恵。2012年にクイーンズクライマックスが創設されて以来、ただ一人、皆勤賞で出場を続けている実力者だけに、今節の賞金加算次第では、9年連続の出場が視野に入る。モーター抽選でも、女子の中では最高複勝率の56号機を引き当て笑みが浮かぶ。伸び型の好モーターを味方に、クイーンズクライマックス逆転出場が現実味を帯びてきた。

女子のドリーム(11R)組では、1号艇の平山智加が好感触。「行き足関係がすごく良くて、スタートもすごく決まっていました。しっかり逃げて流れを作りたい」と満面笑みで話した。また2号艇の守屋美穂も「しっかり回転が上がってくれている」と確かな手応えに声も弾む。4号艇の平高奈菜も「良さそうです。全体的にちょっとずついい」と表情が明るかった。

初日の男女ドリーム戦の出場メンバー

初日の男女ドリーム戦の出場メンバーは以下の通り。

男子ドリーム12R

1号艇◎峰 竜太
2号艇吉川元浩
3号艇△篠崎仁志
4号艇▲深谷知博
5号艇〇寺田 祥
6号艇毒島 誠

女子ドリーム11R

1号艇◎平山智加
2号艇〇守屋美穂
3号艇△小野生奈
4号艇▲平高奈菜
5号艇細川裕子
6号艇松本晶恵