津ボート「開設68周年記念 G1ツッキー王座決定戦」が18日、予選最終日を終え、明日19日に行われる準優勝戦に進出するベスト18が出そろった。予選の得点率トップで、準優12Rの1号艇を奪取したのは、パワーモーターの原田幸哉(45=長崎)。勝てば優勝戦1号艇のポールポジションが手に入る。予選2位の村田修次(47=東京)が11Rの1号艇、同3位の井口佳典(43=三重)が10Rの1号艇を獲得した。現在、賞金ランキング1位の峰竜太は次点の予選19位で、準優進出を逃した。

「勝負強さ」を見せた地元のエース井口佳典

予選最終日の4日目に、さすがの「勝負強さ」を見せたのは、地元の絶対エースの井口。前半5Rを2コースからの差し(決め手は抜き)で勝つと、10Rも4コースから差し切りを決めて4日目連勝。一気に得点率3位まで押し上げ、準優10Rの1号艇を奪い取った。

準優の1号艇獲得に、さすがの井口もホッとした様子。エンジンの仕上がりも、「上位の次くらいはあると思う」と及第点をつけた。現在、暮れの平和島グランプリ出場権(上位18人)をかけた賞金ランキングは”圏内”の15位だが、24日に蒲郡で開幕する「SG チャレンジカップ」に出場できない(F休み)だけに、残る準優と優勝戦での賞金加算がラストチャンスとなる。井口は「踏み込みの質が悪い」と持ち味のスタートの切れに不満の様子で、残る大一番の2レースで、井口らしい弾丸ショットを「ぶち込む」腹積もりだ。

予選をトップ通過した原田幸哉

一方、「攻めのレース」で予選をトップ通過したのは原田。彼の流れを決定づけたのは3日目で、前半5Rをカド5コースからコンマ05のまくり一撃で決めると、後半11Rでは2コースからインの茅原悠紀をジカまくりで沈めた。結果は3コースの山崎郡に差されて2着だったが、原田らしい攻めのレースで、今節の流れを手繰り寄せたと言っていいだろう。

津の最高複勝率モーターの威力を存分に発揮し、4日目12Rもイン逃げ圧勝で、堂々の予選トップ通過を果たした。原田は現在、平和島グランプリの賞金ランキング32位と厳しい位置にいるが、今の勢いで準優、優勝戦と勝ち進めば、一気にグランプリのボーダー上まで浮上する。津G1のポールポジション、優勝戦1号艇奪取へ、準優も攻めのレースで突破しそうだ。

トップに負けないパワーの村田修次

また、原田に負けないパワーを披露しているのが村田だ。4日目11Rでは、3コースからインの松井をまくり差し一撃。王者松井も舌を巻く、節一級の回り足を披露した。ここ津では、4月にプレミアムG1の「マスターズチャンピオン」を制しているが、その名の通り、ベテランらしい的確なさばきで、津のG1連勝も見えてきた。

準優3レースの予想

それでは準優3レースの予想に入りたい。

準優10R 進入予想123・456

1号艇◎井口佳典(三重)
2号艇○安達裕樹(三重)
3号艇▲岩瀬優亮(愛知)
4号艇△磯部 誠(愛知)
5号艇池田浩二(愛知)
6号艇湯川浩司(大阪)

前付け艇のない枠なり進入なら、井口が逃げる。パワーで安達が差し追走も、岩瀬の引き波にはまると後退の場面も。磯部はカドからスタート張り込み、艇間を割る。池田はパワー不足。湯川は伸びるが、大外では3着がいっぱいか。

舟券は井口の頭から、1-2-34、1-34-346の6点。

準優11R ※進入予想123・456

1号艇◎村田修次(東京)
2号艇▲松井 繁(大阪)
3号艇△松村 敏(福岡)
4号艇坂口 周(三重)
5号艇○中島孝平(福井)
6号艇池永 太(福岡)

村田のパワーは特筆もの。行き足、回り足ともに節一級で、選手間でも評判に足色に仕上がっている。この村田に対し、1マークで仕掛けるのは、伸び強力な地元の坂口だろう。ただ、攻め切るまではいかず、坂口マークの中島が展開有利に艇間を割って出そうだ。カドの坂口が不発なら、松井が差し、松村が握る平凡な展開に。

舟券は1=5-23本線に、1-23-235の8点。

準優12R ※進入予想126・345

1号艇◎原田幸哉(長崎)
2号艇▲平本真之(愛知)
3号艇○佐藤 翼(埼玉)
4号艇△尾嶋一広(兵庫)
5号艇太田和美(大阪)
6号艇赤岩善生(愛知)

赤岩の前付けは必至だが、同県の平本が赤岩を入れるかどうか。いずれにしても、パワー節一のイン原田に、佐藤がカドから攻め込む展開。イン水域の仕掛けが遅れると、佐藤のまくり一撃もある。

舟券は1=3-24本線に、1-2-34の6点。